春の陽気に浮かれていた若者たちも姿を消す深夜1時。眠ろうとする街の片隅で、うずくまってボソボソと独り言をつぶやいている女が一人。近寄って話しかけてみると、まだ幼さの残る、おとなしそうな雰囲気の美女だった。「さっきまで友達と飲んでいた」と語るが、記憶の大部分を店に置いてきたらしく、自分がなぜそこに居るのかも分かっていない様子だった。せいぜい20歳を少し過ぎたあたりに見える童顔だが、所作はどことなく色っぽく、豊かな胸がニットを窮屈そうに押し上げていた。私はたぎる興奮を抑え、女を担ぎ上げて家に連れ込んだ。女はベッドに横になるやいなや、すうすうと寝息をたてて眠り込んでしまった。私は女を起こさないように、ゆっくりと、そのムチムチとした若い体に手を伸ばした………