家族との時間を犠牲に働き続けて40年―。晴れて定年退職を迎えた明夫と、夫を支え続けてきた英子をねぎらう為に娘・冬美の夫・太郎が計画した「温泉旅行」。明夫が現役時代には決して行くことの出来なかった家族旅行に胸を弾ませ、太郎に感謝の気持ちを抱きながら一行はとある温泉街にやって来た。宿に着き早速、冬美と共に温泉に浸かる英子。しかしその英子の肉体を一人の男が怪しい目つきで覗くのであった。その男とは…!?