妻として母として…そして…情婦として…。マンション隣室にお棲まいの香ばしい風貌の男性に、マジメな妻は常日頃から、居住マナーに関する不満を持っているようでした。平和主義の僕は「あまり波風立てるなよ」と宥めていたのですが…。ある日の午後、自治会の役員をしているウチの妻が、婦人部を代表して、ひとりで、隣人氏の部屋へと、抗議に赴いたらしいのです…。その日を境に、妻の様子に、明らかな変化が見て取れ始めて…。