身も心も疲れ果て一軒の女郎宿へたどり着くあやね。番頭の阿部と出会い下働きを始める。少しずつ人間としての生気を取り戻して行ったそんな時、お客から指名を受け相手をする事に。「大丈夫。怖いのなんて最初だけ。お客に委ねて受け入れる。それだけだよ」姉御ユキノの言葉を胸にあやねは初めてのお客の元へ...。