料理人の修行の為、女手一つで育ててきた息子・明が上京して一年―。志穂はお好み焼きと共に帰省した明を迎えるのだが、息子の口から発せられたのは「修行をやめたい」という言葉で…。次の日、仕送りの為に義弟との関係を拒めずにいた志穂は義弟に抱かれている姿を明に見られてしまう。母が自分を応援してくれているのに、簡単に修行をやめたいと言った自分を悔いる明は志穂から亡き父とのお好み焼きにまつわる話を聞かされ…。