都内の不動産会社に勤めるOLの明海こうと黒川すみれ。会社の行事のトレッキングの下見に二人で山に来ていた。だが、慣れない山道で迷ってしまう。丸一日以上も山中を彷徨い…辿り着いたのはある山荘だった。そこは廃業寸前の山荘で、主人である北は片付けを終えようとしていた。何とか一泊だけでも泊めて欲しいと懇願する二人をないがしろにする北だったが、そこに現れた北の仲間の工藤は疲弊した二人のカラダに目を付ける…。